blue
あまりにも脆弱な私を 指差して笑う
左手 リングの跡残して 青い春汚して rain
静寂の個室 役目終えた コンシーラー
ミラーの裏側で 「今日も楽しかったね」
サービス good bay
飾った 飾った 美しさ求めて 惑った
望んだ 望んだ 懐かしい あの鈍色 見落として
霞んだ 霞んだ 此処には 居場所等ないから
最後まで 何も言わないで
先立つ不幸も 許せないままで
隠した顔も 優しい腕も
全部 全部 無くてしまった
こんな世界じゃ 生きられないよ もう
落とした言葉 拾い集めて
直ぐに そこに行くから 待ってて
正しい感情なんて 証明できない トリコロール
あまりにも 明確な痛みに耐えかねた
本日 バイタルチェック ワンツー
ねえ カミツレ 占って見せてよ 僕の老い先を
濁った 濁った ひび割れたグラス持って 日和った
歪んだ 歪んだ 恥ずかしい あの日 白に戻して
終わった 終わった 記憶などもう要らないから
涙なんて ここじゃ見せないで
溶け合う 秘密も許せないままで
漫然と過ごした日々も 浅ましい「好き」も
全部 全部 破棄してしまった
こんな未来じゃ 息できないよもう
残したシミを 笑えるように
いつか 迎えに行くから 待ってて
あの日の感情だけは忘れたく無いよ 心零す
一瞬 言葉に詰まった コースター
一粒の雫 ループするBGM
片道30min 追いかけて 無視した シグナルレッド
ちょっと隣をいいかな もっと近くで見せてよ
今までの事は忘れてあげるよ
隠した顔も 優しい腕も
全部 全部 無くてしまった
こんな世界じゃ 生きられないよ もう
汚した意味を 間違えぬように
直ぐに 会いに行くから 待ってて
正しい愛情なんて
証明できない トリコロール
五行詩
何時の間に 声の上げ方を
忘れてしまったんだろう
co2 に侵されて No.と言えない
仕方ないから空き缶握って踊りましょう
ブラッシングボール 望んで 罪を滅ぼしたいよ
エデンどこ? 眠る 遊歩道
綺麗な手を次第に嫌いなるから
見えるように 嗤って頂戴
ずっと ずっと 抱きしめたかった
心残りに手をかける
殺める覚悟も決まらないままで
ずっと ずっと 報われたかった
錆びついた取手に手をかける
その先に何も無いと分かっても
どうせもう帰れないから
何時の間に 酔いの冷まし方を
忘れてしまったんだろう
絶対零度溶けるまで 蝶に成れなくて
幾つもの祈りをどうにか救いましょう
御洒落ハット 癖飾って 愛してクレイマーを
あんたがたどこさ エゴサ 画面中探したって
何処にも本当なんて無いんだよ
届くように 放って頂戴
ずっとずっと 赦されたかった
吐き出した 君に背を向ける
憐れむ 対価も示せないままで
ずっと ずっと 結ばれたかった
浮ついた 日々に手を伸ばす
溢れる涙も 拭えないのにな
きっと きっと 触れ合えたならば
きっと きっと 溶けてしまうから
ずっと ずっと 抱きしめたかった
心残りに手をかける
殺める覚悟も決まらないままで
ずっと ずっと 報われたかった
錆びついた取手に手をかける
その先に何も無いと分かっても
どうせもう帰れないから
シュレッダー詰まった 逆さまな感情論を
素直に廃棄できたならば
ずっと ねぇ ずっと
噛み締めた 奥歯から出た 血の味も 螺子の味も 違い無いな
tapir
まぶしい朝日 鳴り止まぬアラーム
変わらないルーティンに沿う 間違い探しね
翳した傘に 降り注ぐ空の涙
奪われた晴れ 水溜まり 反射した鏡面に問う
何を求め 息を吸って吐いて
からからになった喉潤してまで
言葉にしたい事って何だ
「雨が降る前に帰ろ」って
誰が言ったか思い出せ無い
開いた胸の空洞 針と糸で閉じる
壊れても壊れても まだ死ねないね
食んだ夢の空想 もう赦されない
待った意味を忘れて 眠る眠る
開いた胸の空洞 針と糸で閉じる
終わるまで終わるまで まだ死ねないね
食んだ夢の空想 未だ赦されない
廻る 廻る 二つの風車
ふざけて始めた カゴメカゴメ 雨滴る菖蒲
遠目に 見えた異世界はきっと天国で
ここは地獄だと決めつけた
敗退した記憶も消える 解体した心なら残る
推測が確信に変わる
哀悼に浸る夜に 解答を望む
埋葬に花束を 街灯が燈る
価値を求め明日を生きてまで
バラバラになったピースを集めて
形にしたい事って何だ
「夜が来るまでに終わろ」って
誰が言ったか思い出せ無い
開いた胸の空洞 針と糸で閉じる
壊れても壊れても まだ切れないね
食んだ夢の空想 もう赦されない
待った意味を忘れて 眠る眠る
開いた胸の空洞 針と糸で閉じる
変わるまで変わるまで まだ知ら無いね
食んだ夢の空想 唯戻してほしい
廻る 廻る 二つの風車